CT撮影によるサージカルステントを利用した無切開インプラント手術

術前パノラマ

50代女性の患者様で、右下5、6、7番欠損の症例です。今まで部分入れ歯を装着されていましたが、留め金をかけている歯がグラグラしてきたので、怖くなって来院されました。このまま部分入れ歯をしていると、近い将来、右下5、8番が確実に抜歯になってしまうと説明したところ、無切開インプラント治療を希望されました。このレントゲンは、インプラント手術を行う前のパノラマ画像です。

術前CT

この画像は、CT撮影を行った後に、シムプラントというインプラントシュミレーションソフトで作製された画像にインプラントを配置していき、骨の形態、血管や神経の走行などを術前に診査診断できるすぐれものです。このデータをもとにサージカルステントを作製し、手術に使用し、インプラントを的確に埋入します。

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この写真は、手術を行う前の欠損部の歯肉の状態です。角化歯肉が適度にあるので、無切開で手術を行えます。

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サージカルステントを口腔内に装着した状態です。あとは3つ穴の空いているところにインプラントを埋入していくだけです。

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サージカルステントを使用してインプラントを埋入した写真です。およそ10分ほどで終わります。

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サージカルステントを外して、インプラントが歯肉と骨の中に埋入された写真です。出血や腫れなど、全くないのが確認できます。

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インプラントにヒーリングアバットメント(仮の土台)を装着した写真です。あとはこれをセラミックなどに置き換えたら完成となります

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術後のパノラマレントゲンです。非常に正確にインプラントが埋入されているのがわかりますね。

 

 

 

 

 

 

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