ノーベルガイドシステム

当院ではノーべルガイドを導入しております

■1回の手術でインプラントの埋入手術を行い、プロビジョナル(仮歯)を装着
当院では、手術の際にほとんど歯ぐきを切開することなく、より安全で低侵襲なインプラント治療である「ノーベルガイドシステム」を導入しています。
通常、インプラント治療では歯ぐきを切開して骨を露出させ、埋め込む位置を確認する必要があります。しかしノーベルガイドシステムでは、CTスキャンによって全方位から観察できる精密な3Dデータをもとに、CAD/CAM技術で正確なサージカルテンプレートを作製します。
このテンプレートを使って、歯ぐきを無駄に切ったり粘膜を剥がしたりすることなく、インプラントを埋入するための必要最小限の小さな孔だけを開けます。
そのため出血や腫れはほとんどなく、当然合併症のリスクも最小化します。
すぐにインプラントの上部構造(人工歯)を装着できるため、通常の生活への復帰が早くできます。
部分的に歯がない方だけでなく、無歯顎の方、高齢者の方、有病者の方など、あらゆる方に対応する画期的な治療法です。
もちろんシステムがあれば誰でも正確・精密な施術ができるわけではありません。歯科医・技工士に高い技術力が要求されるため、信頼できる技工士とともにクオリティーの高いインプラント治療を提供しています。

予知性・安全性の向上

CTスキャンデータとノーベルクリニシャン・ソフトウェアによる3D埋入シミュレーション

 
オペ時間・治癒期間の短縮

サージカルテンプレートを用いた、フラップレス術式で、より正確なインプラント埋入を実現

 
プロビジョナル(仮歯)装着

術前に準備されたプロビジョナル(仮歯)を術後すぐに装着可能

■メリット
1:歯肉を切らない
2:出血が少ない
3:腫れにくい
4:手術時間が約1時間程度

■ノーベルガイドが利用できる条件
1:十分に骨の量がある方
2:歯を抜いた後の骨と歯肉が十分に治っているとき
3:口を開けられる量が十分にあるとき

■注意事項
症例によって多少術式が変わることがあります。

ノーベルガイドシステム

ノーベルガイドは、無歯顎(総入れ歯の方)から部分的に歯がない方に適応します。
 
 

ノーベルガイドとは、あらかじめインプラントを入れる位置をコンピューター上で設計することができる、インプラント治療における新しいシステムです。

 
 

ノーベルガイドシステムを用いて、あらかじめ設計した計画に従って、その通りに施術をサポートする装置を使用することによって、正確で安全なインプラント手術が可能となります。

 
 

ノーベルガイドシステムによる治療の流れ

1.ガイド製作

CT撮影後、シミュレーションソフトによる解析を経て、精密なサージカルガイドをCAD/CAMによっておつくりします。

2.専用ドリルによる開孔

サージカルガイドを装着後、慎重に欠損部に小さな孔を開けます。

歯欠損の場合
  • インプラントを埋入します。
  • インプラントと人工歯を連結させるアバットメントを装着します。
複数の歯が無い場合
  • アンカーピンを使い、正しい位置に固定します。
  • 最初のインプラント挿入位置を形成後、インプラントを埋入します。
  • 順次、残りのインプラントも埋入していきます。
  • インプラントと人工歯を連結させるアバットメントを装着します。
すべての歯が無い場合
  • アンカーピンを使い、正しい位置に固定します。
  • 最初のインプラント挿入位置を形成後、インプラントを埋入します。
  • 反対側の半アーチ中央に2本目のインプラントを埋入することで、ガイドの固定点を適切に分散させます。
  • 順次、残りのインプラントも埋入していきます。
  • インプラントと人工歯を連結させるアバットメントを装着します。
3.人工歯を装着して治療終了です

この状態で即日からお食事も可能ですので、通常の生活に復帰できます。

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